実力テスト(機械力学)
機械力学に関する課題です
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正誤問題
ジャンル 問題文 参考図 解答
機械力学 両端を固定した剛体に生じる熱応力(σ)は、次式により表される  σ=α(t-t)×E
α:線膨張係数       E:縦弾性係数
 t:変化後の温度(℃)   t:変化前の温度(℃)
機械力学 熱による鋼管の膨張量(ΔL)は次式により表される  ΔL=α(t-t)×L
α:線膨張係数       L:膨張前の長さ
 t:変化後の温度(℃)   t:変化前の温度(℃)
機械力学 物体に働く浮力(B)は次式により表される B=ρgV
    ρ:水の密度 
    g:重力加速度  
    V:物体によって排除された水の体積
機械力学 トルクを受けた軸に発生するねじり応力は、軸の中心で最大になる  
機械力学 動荷重のうち、大きさと方向が共に周期的に変わるものを交番荷重という  
機械力学 質量mの物体が糸で引っ張りあげられている。糸の張力をTとして、物体の加速度は次式によって表される   a=(T-mg)/m
機械力学 長さL(m)線密度ρ(kg/m)の弦を張S(N)で張ったときの弦の固有振動数f(Hz)次式で与えられる。  f=(m/2L)×√(S/ρ)
機械力学 物体が自然落下で床面に衝突する時、
衝撃力は F=(W/g)(V/s) で表される

但し、物体と床は鋼とする。
 
機械力学 アクティブ制振と動吸振器を組み合わせたものをハイブリッド動吸振器と呼ぶ  
機械力学 繰返し応力で亀裂が入り、その亀裂が進行して破壊するものをクリープ破壊という  
機械力学 偶力とは、方向が反対で、大きさが等しく、平行な力をいい、偶力が作用すると、物体に回転する力が加わる  
機械力学 ねじれこわさとは、ねじれ変形に対する抵抗を意味する  
機械力学 バウシンガー効果とは、一度ある方向に塑性変形を与えたのち、逆方向の荷重を加えると、再び同方向に荷重を加えたときより塑性変形が低い応力でおこる効果をいう  
機械力学 ロボットにおける特異点とは、その点に来ると、ある方向に手先を動かせなくなる点をいう
 
機械力学 自励振動とは、一見振動とは無関係なエネルギーが、その系の内部で 振動的な励振に変換されて発生する振動をいい、チョークで黒板に文字を書くときに発する「キー音」は自励振動である  
機械力学 回転系の軸のたわみ方向の曲げの固有振動数と回転周波数が一致するときの回転速度を安全速度という  
機械力学 動吸振器とは、構造物に振り子もしくは付加質量を取り付け、共振現象を利用して振動を抑えるものであり、アクチュエータを使ってアクティブに制御するシステムは動吸振器と呼ばない  
機械力学 防振対策として、軸の回転数が危険速度を通過する場合は、できるだけゆっくりと通過させる
機械力学 共振とは、物体が持っている固有振動数と加振力の振動数が一致し、大きな振動が発生する現象をいう
機械力学 四節リンクにおけるクランク機構などで、運動の拘束が不完全になる点を思案点いう。また、拘束運動の途中で動力を伝えられない点を死点といい、一般的に思案点と死点は一致する
機械力学 回転体におけるモーメントとは、力の大きさを支点から力点までの距離で割ったもので表される
機械力学 外力によって振動が与えられない状況において、非振動的な外力がその系の内部で振動的な励振に変化し、時間とともに振幅が増大する現象を強制振動という
機械力学 物体を自由振動させたときに特定の振動が表れる固有の周波数を、固有振動数という。物体に強制振動を与えたときに、外部からの振動と固有振動数が一致すると、物体は共振し、振幅がゼロとなる
機械力学 トラス構造とは、全てのジョイントを溶接などによって回転できないように構成した骨組みをいう
機械力学 周波数とは、周期的変化をする現象が1秒間に繰り返す波の数で表される。したがって、機構が一往復するのに2秒かかった場合、周波数は2(Hz)となる
機械力学 距離と角度で表される座標を極座標といい、カム設計などに応用される
機械力学 フリクションとは、摩擦抵抗のことをいう
機械力学 周速が異なる二接触間の急激な接触や異物の噛み込みなどにより生ずるかじりのことを、スミアリングという
機械力学 回転運動あるいは直線運動する物体がを動かしたり停止させたりする際に、動かしにくさや停止しにくさを表す現象をフリクションという
機械力学 トグル機構の利点は、力を増幅できることと一方向に大きな力が加えられることである    


選択問題
ジャンル 問題文 選択肢 解答
機械力学 回転系における低周波振動の現象うち、自励振動ではないものはどれか  オイルウィップ
 ガスホワール
 スティームホワール
ニ サージング
機械力学 座標軸が角速度ωで回転する座標系において、回転軸から距離rの位置にある質量mの物体には、回転軸から遠ざかる方向に遠心力fが働く。
遠心力を表した式として正しいものはどれか
 f=mrω
 f=mrω2
 f=mr/ω
ニ f=mr/ω2
機械力学 長さ3mの糸の一端に質量0.5kgの物体をつけ、他端を中心に30m/sで等速運動させた。この糸の張力はいくらか  100N
 150N
 200N
 250N
機械力学 防振ゴムは材料そのものが内部減衰を持っており、形状が簡単で小型化が可能なことから、様々な装置に利用されている。防振ゴムの特徴として誤っているものは、次のうちどれか  ヘタリが発生する
 共振点を下げることが難しい
 温度によって特性が変化する
 1方向のバネとして機能する
機械力学 接触する2物体が滑るときに連続的な滑らかなすべりとならず滑りと固着が交互に起こることをなんというか  スティックスリップ
 シミー運動
 チャッタ
ニ サージング
機械力学 3個以上の支点を有する不静定梁(連続梁)において、隣接する3支点に働くモーメントを解析する手法をなんというか  三モーメントの式による解析
 面積モーメント法による解析
 歪エネルギーによる解析
ニ 重ね合わせによる解析
機械力学 ストライベック(Stribeck)線図に表される潤滑状態において、オイルの粘度が内部抵抗になる状態をなんというか  境界潤滑
 混合潤滑
 弾性流体潤滑
ニ 流体潤滑
機械力学 物理現象を利用した物理効果を用いて測定するセンサーにおいて、熱に用いられないものは次のうちどれか  ゼーベック
 ペルチェ
 トムソン
ニ マイスナー
機械力学 SI単位は、7つの基本単位と、2つの補助単位と組立単位で構成された単位系である。次のうち基本単位でないものはどれか  長さ(メートル)
 質量(キログラム)
 時間(秒)
ニ 力(ニュートン)
機械力学 トラクションドライブの特徴について、間違った記述は次のうちどれか イ 転がり接触によって動力を伝達する
ロ 無断変速が可能である
ハ 接触面に油を供給して摩擦係数を上げている
ニ 入力と出力の間に多層の円板を重ねて力を伝達する
機械力学 導体や半導体に、外力による応力やひずみを加えると電気抵抗が変化する現象で、圧電効果とも呼ばれるものは次のうちどれか  ホール効果
 トンネル効果
 ピエゾ効果
ニ ファラデー効果
機械力学 クーロンの法則を用いた摩擦特性の説明で、誤っているものは次のうちどれか イ 接触面の垂直荷重に比例する
ロ 接触面積に比例する
ハ 静摩擦>動摩擦
ニ 動摩擦は速度にかかわらず一定
機械力学 磨耗は「機械磨耗」「化学磨耗」「機械化学複合磨耗」に分類される。次のうちで機械磨耗に分類されないものはどれか イ 腐食磨耗
ロ 凝着磨耗
ハ アグレシブ磨耗
ニ エロージョン
機械力学 機械系の振動を分類した場合、航空機の翼のフラッター現象やポンプなどのサージング現象は、次のどの振動に属するか イ 自由振動
ロ 強制振動
ハ 自励振動
二 不規則振動
機械力学 中空円筒のイナーシャを求める式で、正しいものは次のうちどれか
ただし、円筒の質量をM、円筒半径をR、同軸上の穴の半径をrとする
イ I=M・(R2-r2)/8
ロ I=M・(R2+r2)/8
ハ I=M・(R2-r2)/2
二 I=M・(R2+r2)/2
機械力学 次に示す物質のなかで、最も比重が大きな物質はどれか
イ 水
ロ 鋳鉄
ハ 銅
二 鋼
機械力学 四節リンクの構成部品において、目的の運動をさせるリンクのことをなんというか イ 原動節
ロ 従動節
ハ 中間節
二 かつお節
機械力学 従節が運動状態から停止し、位置決め完了後に従節に残っている振動は、次のうちどれか イ 残留振動
ロ 自由振動
ハ 自励振動
二 定常振動
機械力学 節を持つリンク構造で、自由度が1となる構造は、次のうちどれか イ 三節リンク(トラス)
ロ 四節リンク
ハ 五節リンク
二 六節リンク
機械力学 能郷制御と呼ばれる機器は、次のうちどれか イ ゴム+ばね
ロ アクティブマスダンパ
ハ 動吸振器
二 オイルダンパ
機械力学 SI単位系で誤っているのは、次のうちどれか イ 長さ・・・メートル
ロ 重さ・・・キログラム
ハ 時間・・・秒
二 圧力・・・ニュートン




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